ひいあんあんぶろぐ

ぽけもんについてかきます

INC Feb

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10:○○✕✕✕○○○○○
20:○○○○○○○○○○
30:○✕○✕○○○✕○○
39:✕○○○○✕✕○✕

最高レート177X、最終レート1714(写真は取っていませんが35戦目時点です)。

構築経緯

OCICで池ちゃん(@ike_poke)が使用した
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を参考にしました。


構築の中身のすべてはわかりませんでしたが本人に少し伺ったのと、OCICの配信で多少ではありますが知ることができました。
知った結果、池ちゃんの構築は初見殺し要素が多い、パワーが高い、対応が難しいというINCで予選を通過するために必要な要素が揃っていると感じINCで使用する構築として回すことにしました。

その際の構築は

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ドリュウズ@こだわりハチマキ
特性:かたやぶり
性格:ようき
技:じしん 10まんばりき アイアンヘッド いわなだれ
 

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バンギラス@いのちのたま
特性:すなおこし
性格:いじっぱり
技:かみくだく いわなだれ ばかぢから まもる
 

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トゲキッスじゃくてんほけん
特性:きょううん
性格:おくびょう
技:マジカルシャイン エアスラッシュ ねっぷう サイドチェンジ
 

f:id:hianan:20200302033804p:plain
ヒートロトム@こだわりメガネ
特性:ふゆう
性格:ひかえめ
技:オーバーヒート 10まんボルト ボルトチェンジ トリック
 

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カポエラー@だっしゅつボタン
特性:いかく
性格:いじっぱり
技:インファイト バレットパンチ ねこだまし ワイドガード


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トリトドン@アッキのみ
特性:よびみず
性格:ずぶとい
技:ねっとう だいちのちから じこさいせい まもる

でした。


上記のメンツで数十戦回してみたところ、バンギラスヒートロトムトリトドンの3匹が扱いづらいと感じることが多くこの枠を変更したい、となりました。

 
扱いづらいと感じた理由は
・上記の3匹の内の2匹が4倍弱点を持っておりBo1での安定性が足りないと感じた。

バンギラス種族値の高さから、撃ち合う性能が高いのですが素早さが遅く、ダイマックスポケモンと対面した際に相手のダイマックスポケモンの方が基本的に先に行動する場面が多いため、相手のダイマックス技での能力上昇、自分のポケモンの能力低下の影響を受けやすく、相手のダイマックスポケモンを1発で倒すことが難しいです。それはつまり、相手のダイマックスポケモンに2回以上動かれる場面が多く、2回以上ダイマックス技を通された際に盤面の逆転が難しくなる点が弱いです(バンギラスダイマックス技が自分自身の強化をあまりできない点と自分の経験不足な点で解決できていない可能性があります)。

ヒートロトムは弱点のタイプが非常にメジャーなタイプで縛られる場面が多く安定しない点が弱いです。
また、1度も使用したことのないポケモンだったので、信用できずにあまり選出をすることができませんでした。

トリトドンはこの構築の唯一の受けのポジションを担いますが、受けという要素が事故を招きやすい上にくさタイプの技がどこから飛んでくるかわからないので、Bo1であるINCで使うのには適さないと感じました。

 
と主にこの4点です。


扱いづらく変更したいと感じたバンギラスヒートロトムトリトドンを解雇し、ドラパルト、エルフーン、ウオノラゴンの3匹を新たに採用しました。
上記3匹を入れ替えた順番は

1:f:id:hianan:20200302033818p:plainf:id:hianan:20200131103401p:plain
2:f:id:hianan:20200302033813p:plainf:id:hianan:20200302040132p:plain
3:f:id:hianan:20200302033804p:plainf:id:hianan:20200131103353p:plain

です。

 
採用の理由は
f:id:hianan:20200131103401p:plainバンギラスの弱い点が遅いということなので、速いポケモンを採用したいと考えました。
ドラパルトはドラパルト+トゲキッスの並びを匂わせる事ができ、ダイマックスを切っても切らなくても強い、先発、後発のどちらでも強い、と柔軟性が非常に高いポケモンだと考えたので採用しました。
また、ドラパルト+トゲキッスの並びはトゲキッスダイマックスの可能性を対戦相手の思考から減らすことができるのが強みだと考えています。


f:id:hianan:20200302040132p:plainトリトドンと同じ攻撃範囲のポケモンが欲しく対バンギラスドリュウズに対して睨みを効かせる事ができ、トゲキッスの「ダイジェット」、後述のエルフーンの「おいかぜ」を絡めることで「エラがみ」を上から通すことができるのが魅力だと感じ採用しました。
また、トゲキッスの「ダイジェット」、エルフーンの「おいかぜ」がなくともこだわりスカーフをもたせることにより単体で選出することもできます。


f:id:hianan:20200131103353p:plainヒートロトムの役割を担えるポケモンではないですが、ウオノラゴンの採用理由を満たすために採用しました。
また、ウオノラゴンと一緒に出さずとも先制で素早さ操作を行えるため、選出の幅を広げることができる点も魅力的でした。


新たに採用した3匹の型は

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ドラパルト@いのちのたま
特性:クリアボディ
性格:おくびょう
技:りゅうせいぐん シャドーボール 10まんボルト ハイドロポンプ


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ウオノラゴン@こだわりスカーフ
特性:がんじょうあご
性格:やんちゃ
技:エラがみ かみくだく いわなだれ りゅうせいぐん


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エルフーンきあいのタスキ
特性:いたずらごころ
性格:おくびょう
技:ムーンフォース ちょうはつ てだすけ おいかぜ

です。


この3匹に変更して感じたのは

f:id:hianan:20200131103401p:plain:採用理由である高速広範囲且つダイマックス、非ダイマックス時、先発、後発のすべてで強いポケモンとして役割を果たしてくれました。
しかし、バンギラスと比べるとトゲキッスに対する性能が低いのが欠点でした。
また、火力が足りず相手のポケモンを削りきれない場面が多々あったので性格をひかえめにして試して見ればよかったのかもしれません。


f:id:hianan:20200302040132p:plain:基本的に後発で選出するポケモンではありますが、バンギラスドリュウズに対して選出段階で非常に圧力をかけられるポケモンでパーティにいるだけで強いポケモンだと感じました。
ウオノラゴンミラーでドラゴンダイブを撃ち合うのが嫌で性格をやんちゃにし、「りゅうせいぐん」の採用をしてみたのですが、後発からの掃除役というポケモンなので交代できない場面が多く、「りゅうせいぐん」は非常に噛み合いが悪かったです。
また、「りゅうせいぐん」を撃つためにとくぼうを下げてしまったことで、エルフーントゲキッスに1撃で倒される場面があり性格、技を変えるべきだと感じました。


f:id:hianan:20200131103353p:plain:このポケモンはウオノラゴンとセットでの採用でしたが、先発エルフーン+なにかが当たり前ではありますが非常に強く、素早さ操作のない構築に対して簡単に勝つことがきるという点がBo1且つ不特定多数の相手と対戦するINCでは活躍できると判断できました。
ただ、技構成には不満がありました。対「トリックルーム」構築に対して「ちょうはつ」を入れ、「トリックルーム」を封じたいのですがそもそも「トリックルーム」要因の横にトゲキッスやイエッサンがいる事が多く、「ちょうはつ」で「トリックルーム」の対策をするのは難しいと感じました。更に、「ねこだまし」+「トリックルーム」にも弱いです。
また、「まもる」が無い為、「ねこだまし」+なにかで即座に倒されてしまう場面があり、「ねこだまし」のケアで「てだすけ」を採用していたのですが1ターンの延命ができる「まもる」のほうが重要だと感じました。

といった感じでした。
ウオノラゴン、エルフーンに関しては技構成を変更すればもっと良くなると考えたのでそれを前提に続投することに決めました。


というわけでこの時点でf:id:hianan:20200212101148p:plainf:id:hianan:20200212100931p:plainf:id:hianan:20200131103353p:plainf:id:hianan:20200302040132p:plainf:id:hianan:20200302040042p:plainの5匹が確定枠になりました。


ただ、ドラパルトに関しては変更の余地があると感じたので変わりのポケモンを探すことにしました。
素早さが遅いという点は良くなかったのですがドラパルトの枠に求めていた要素を満たすポケモンとしてジュラルドンが候補に上がりました。

ジュラルドンは諸事情で今まで使用したことが殆どなかったのですが、エルフーン+ジュラルドンの並びが成立する、ダイマックスを基本的に切るポケモンなので、トゲキッスダイマックスを読みにくくすることが可能で構築にマッチしているのではと考え採用をしてみることに。
対「トリックルーム」構築に対して不安定ではあったのでジュラルドンは「トリックルーム」構築に多少強いポケモンであるというとこもいいポイントでした。
ただ、鋼タイプが2匹になり、トゲキッスに対して圧力をかけやすくなる反面、じめんタイプの一貫が気になるというのが不安ではありました。


ジュラルドンの型は

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ジュラルドン@いのちのたま
特性:すじがねいり
性格:ひかえめ
技:りゅうせいぐん ラスターカノン 10まんボルト あくのはどう
努力値:C252 D4 S252
実数値:H145 A90 B135 C189 D71 S137

で採用しました。

ジュラルドンを採用し、回してみたところエルフーン+ジュラルドンの選出が当たり前ではありますが非常に強く「おいかぜ」+ダイマックス技を通すだけで勝つことができる試合があり、言い方は悪いですが雑魚狩りには最適だと感じました。
ただ、思った以上に「あくのはどう」より「まもる」がほしい場面があったので本番は「まもる」を採用することを決めました。


こうして6匹のポケモンが決まりました。

また、ここまで唯一触れてこなかったカポエラーですが、バンギラスドリュウズに強く、トゲキッスじゃくてんほけんを自発させることができ、「ねこだまし」を使える、「ワイドガード」で味方を守ることができる点が非常に強いと感じていて、構築に必要不可欠なポケモンでした。
ただ、配分は何も考えていなかったので本番までに計算をするべきだと考えました。


そして細部の調整をし構築が完成しました。


個別解説


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ドリュウズ@こだわりハチマキ
特性:かたやぶり
性格:ようき
技:じしん 10まんばりき アイアンヘッド いわなだれ
努力値:A252 B4 S252
実数値:H185 A187 B81 D85 S154
調整:特になし、火力素早さを最大限に上げるためにASぶっぱ。


f:id:hianan:20200212100931p:plain
トゲキッスじゃくてんほけん
特性:きょううん
性格:おくびょう
技:マジカルシャイン エアスラッシュ ねっぷう サイドチェンジ
努力値:H4 C252 S252
実数値:H161 A49 B115 C172 D135 S145
調整:特になし、火力素早さを最大限に上げるためにCSぶっぱ。


f:id:hianan:20200131103353p:plain
エルフーンきあいのタスキ
特性:いたずらごころ
性格:おくびょう
技:ムーンフォース アンコール おいかぜ まもる
努力値:H4 C252 S252
実数値:H136 A64 B105 C129 D95 S184
調整:特になし、火力素早さを最大限に上げるためにCSぶっぱ。


f:id:hianan:20200302040046p:plain
ジュラルドン@いのちのたま
特性:すじがねいり
性格:ひかえめ
技:りゅうせいぐん ラスターカノン 10まんボルト まもる
努力値:C252 D4 S252
実数値:H145 A90 B135 C189 D71 S137
調整:特になし、火力素早さを最大限に上げるためにCSぶっぱ。


f:id:hianan:20200302040132p:plain
ウオノラゴン@こだわりスカーフ
特性:がんじょうあご
性格:いじっぱり
技:エラがみ かみくだく いわなだれ ドラゴンダイブ
努力値:H4 A252 S252
実数値:H166 A156 B120 D100 S127
調整:特になし、火力素早さを最大限に上げるためにASぶっぱ。



f:id:hianan:20200302040042p:plain
カポエラー@だっしゅつボタン
特性:いかく
性格:いじっぱり
技:インファイト バレットパンチ ねこだまし ワイドガード
努力値:H172 A220 B4 D4 S108
実数値:H147 A157 B116 D131 S104
調整:
A:H197-B110-D102オーロンゲを「ねこだまし」+「ダイジェット」+「バレットパンチ」でほぼ倒せる。
S:+1で最速ドリュウズ+2。



展開方法

ドリュウズエルフーンで「おいかぜ」+「じしん」。
両方とも倒されることが多いので後手からダイマックストゲキッスorジュラルドン+ウオノラゴンを出して「おいかぜ」中に決着をつける。

カポエラートゲキッスで「バレットパンチ」+「ダイジェット」でじゃくてんほけんを発動させながらダイマックストゲキッスで暴れる。
カポエラーがだっしゅつボタンなので攻撃を受けたらドリュウズかウオノラゴンを出し「ダイジェット」を絡めて上から殴り続ける。

エルフーン+ジュラルドンで「おいかぜ」+ダイマックス技で相手に負担をかけ後手のウオノラゴン+なにかで削り切る。

対トリルは
エルフーン+ジュラルドンでダイマックスを切りながらトリル要因を削り「トリックルーム」をされたら次のターンに「アンコール」で勝てます。
バタフリートリパに対してはこだわりスカーフ+「ねむりごな」のケアで「おいかぜ」+「ダイサンダー」から入ります。

イエッサン+ブリムオンはドリュウズ+ジュラルドンから出し、「じしん」+「ダイスチル」で巻き込み「じしん」でジュラルドンが急所をもらわなければ勝てます。

きつい構築はリザードン系統です。

また、エルフーンとウオノラゴンの努力値のあまりをHに振っていますが、エルフーンはBDどちらに振っても仮想的のダメージが変わらなくて、ウオノラゴンはC141トゲキッスのダブルダメージ「マジカルシャイン」を急所で受けた際に乱数の幅がずれます。


負けた試合について

運負けが3つで1つはケアが事前にできたので実質2つ。
ミスで負けた試合は2つ、ケア込で3つ。
同じ相手に4回あたり2回唯一の勝ち筋を通され負け。
3つは完全に実力でボコボコにされて負け。

です。
ミスの3敗は未然に防げるもので敗北数を7までに抑えることができたはずなので実力不足です。


最後に


最後に言い訳ですし逃げでしか無いですが、ダイマックスというシステムを受け入れること、オンラインの対戦ゲームに対しての嫌悪感が強まってきているので、VGC2020はもうやりません。


おわり。